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(財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)が4月11日、2011年3月の市場動向を発表。
大見出しは「東日本大震災の影響で、成約件数は全般で大幅減少」。
「中古マンション」については、次のように記されている。
【中古マンション】
首都圏中古マンションの成約件数は2,495件(前年同月比19.2%減)と2割近い大幅な減少で、昨年11月以来の前年割れ。
すべての都県が減少、千葉県は3割超の減少で、千葉市は半減している。
成約m2単価は首都圏平均で39.18万円(前年同月比1.3%上昇、前月比2.2%下落)、成約平均価格は2,549 万円(同0.4%上昇、同3.6%下落)で、ともに前月比では2カ月ぶりに下落している。
(以下、省略)
上記文章と共に表形式で数値データも開示されているのだが、ピントこないので、過去に発表されたデータと合わせて、以下に見える化(グラフ化)してみた。
首都圏中古マンションの成約m2単価推移
成約m2単価については、特に大きな変動は見られない。
首都圏中古マンションの成約件数推移
上記グラフからは、先月と比べると大きな落ち込みが見られるが、震災の影響なのか、季節的な影響なのかよく分からない。
そこで、前年同月比のグラフを作成してみた。
首都圏中古マンション成約件数(前年同月比)
おおっ、この3月に大きく落ち込んでいる!
特に、千葉県での落ち込みが大きいことが分かる(前年同月比32%減)。
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