不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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販促ワザ「家賃保証サブリースシステム」


本日、マンション広告2枚。

秋葉原駅直通10分、駅徒歩10分。総戸数71戸、15階建。平成23年8月下旬竣工(本チラシ掲載日の7カ月後)。

  • 【第3期予告広告】販売戸数/未定、1LDK(51.83m2)〜2LDK+S(57.03m2)。販売価格/未定。
  • 【第2期先着順】販売戸数21戸、1LDK(51.83m2)〜2LDK+S(67.03m2)。販売価格3,398万円〜4,368万円。

幹線道路沿いに建つ中規模マンション。


B4判を横につなげた変形チラシ。
マンションギャラリーの案内図は掲載されているものの、物件の位置を示す案内図が見当たらない。
住所を頼りにグーグルマップで調べると、幹線道路に接して西側に建つ物件であることが分かる。
幹線道路の騒音・振動、排気ガスに加え、敷地の北側には13階建の、南側には14階建てのマンションが建っているから、眺望的にもさえない。
そんな周辺環境を知らせないために、チラシに物件案内図を掲載していないということなのであろうか。


消費者にとって必要な物件案内図を掲載せずに、販促のための「家賃保証サブリースシステム」のほうはシッカリとPRしている。

  • 高い居住性による資産性。売っても良し! 貸しても良し!
    • 家賃保証サブリースシステム!
      • 入居の募集をはじめ賃貸管理業務全般を○○(=管理会社名)が代行します。入居者がいない空間でも家賃が得られるため、長期安定収入を確保できます。

シングルやDINKS向けのこのマンションは、遠からず賃貸化が進む。
そのことを見越した「家賃保証サブリースシステム」なのだろう。


この物件を購入したシングルやDINKSは、いざとなったら「家賃保証サブリースシステム」を利用できるから安心かといえば――
「想定賃料は2010年11月29日現在の相場を基準に算定していますので、将来の経済情勢や周辺環境の変化・季節等により相場が変動する場合があります」と、シッカリ逃げが打たれている。
そもそも「11月29日現在の相場」そのものの根拠も不明だぞ!


いまどき床暖房もない、専有面積の小さいマンション。
日本の居住環境の向上に資するマンションの対極にあろう。


そういえば、このマンション名の文字数は、19文字(=カタカナのブランド名+地名+カタカナ呼称)とやたらに長い。
販促にはいいが、居住者にとっては不便極まりない。


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