【予告広告】日本橋駅直通37分、駅徒歩2分。総戸数409戸、15階建。販売戸数/未定、2LDK(68.58m2)〜4LDK(106.41m2)。予定販売価格2,300万円台〜4,700万円台、予定最多価格帯2,900万円台。平成24年3月15日竣工(本チラシ掲載日の1年5カ月後)。
千葉県郊外のニュータウンに建つ、駅徒歩2分の大規模マンション。
新聞全紙大のチラシのオモテ面の右下に予定価格が並ぶ。
- 3LDK 2,500万円台より
- 4LDK 2,900万円台より
「駅前立地」を喧伝するこの物件。
日ごろ見慣れた、都内物件の価格水準からするとかなり安価。
駅チカではあるが、都心へのアクセス時間は長い。
「日本橋へ37分」と表示されているが、ゴマ粒サイズの注釈には「通勤時は42分」となっている。
朝夕、42分間の立ち通しは、かなりの苦痛といえよう。
それにしても、千葉県郊外のマンションは安い。
どれくらい安いのか?
不動産経済研究所が毎月発表している「首都圏マンション市場動向」データから、首都3都県の分譲単価(分譲価格ではない)を拾って、“見える化“してみた(右上グラフ参照)。
23区の80〜90万円/m2に対して、千葉は40〜50万円/m2と半値に近い。
朝夕の“痛勤”に耐え、郊外の安価なマンションを選ぶべきか否か、悩ましいところだろう。