不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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マンション広告に見る“販促ワザ”10選

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売らんがための業者都合の“販促ワザ”。
今年に入って“観測”された主な販促ワザ10選を以下に紹介しよう。

1.お得感を演出する販促ワザ



次から次へと棟内に発生する「モデルルーム使用住戸」
「契約時まで使用」される棟内モデルルームとは、言い換えると「売れるまではモデルルーム扱い」ということだ。「モデルルーム使用住戸」とエクスキューズしておけば、値下げを公表しても既購入者からの反発を免れよう。



「家具付販売」も販促ワザのひとつ
せっかくの新居に、誰のものかも判らない手アカやヨダレのついたソファやテーブルで本当にいいのか? 見た目は格好よくても、実際のところ安物が多い。仮に安物でなかったとしても、モデルルームの広さを演出するために選定された、小さくて低いソファやテーブルは実用的とはいえないだろう。



旧価格を開示しないで、新価格だけを掲載する販促ワザ
売り主にとって、消費者に具体的な値下げ額を知らせずに「プライスダウン」を喧伝できるだけでなく、既購入者の反発を免れるという、一石二鳥の販促ワザ。



1等1,000万円という販促ワザ
1等の「1,000万円 マンション・戸建 購入支援券」がもらえるのは、「当選後、対象物件をご契約いただいた方」に限られる。総額1,180万円の販促費で15物件をさばこうという、実は安上がりのキャンペーン。




2.エコに名を借りた販促ワザ



電気自動車のカーシェアリング
たった1台のシェアリング用の電気自動車。マイカーを持たない4割の住人が週末に自由に使うことは、かないそうもない台数だ。エコを謳いたいがためにカーシェアリング電気自動車を導入。まったくもって売主都合の“販促ワザ”。



マンションに風力発電を導入する販促ワザ
風力発電機導入は、売主都合の“客寄せパンダ”。マンションの寿命よりもはるかに短いし、そもそもシッカリしたメンテナンスがされていないと、この寿命も危うい。最大出力1.5kW、定格出力1kWだから、ヘアドライアーのターボモードの電力を賄うのもおぼつかない能力だ。




3.売れ行き不振をカムフラージュする販促ワザ



よほどのヒドイ物件でなければ、“即日完売”を演出できる?
「予告広告」でモデルルームに集客し、“即日完売”できる見通しが得られた段階で「本広告」を出して短期間で受付・抽選に走るという、とっても巧妙に仕組まれた、最近はやりの販促ワザ。



「期」と「次」をうまく組み合わせ、売れ行き不振状況をカムフラージュ
「期」だけだと「2期」「3期」と数字が進むにつれて、売れ行き不振状況がバレバレ。「期」と「次」をうまく組み合わせることで、売れ行き不振状況をカムフラージュすることが可能となる。




4.その他の販促ワザ



白抜き表示の販促ワザ
外観CGの左右に、チラシのデザインのように施された白線。ボーと見ていると気が付きにくいのだが、隣接する建物の外形をかたどった白線なのだ。



車両を独占、緑色のキリン広告
中吊りから窓上まで、車内のすべての広告が、緑色のキリンのイラスト付きのマンション広告で占められていた。販促ワザもここまで来ると、広告担当者の努力に脱帽。


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2019年6月1日、このブログ開設から15周年を迎えました (^_^)/
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