不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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築18年の中古マンション・チラシ、仲介手数料を開示すべし

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本日、マンション広告6枚。

【先着】大手町駅直通16分、駅徒歩14分。総戸数35戸、5階建。販売戸数2戸、3LDK(64.98m2)。販売価格2,650万円・2,680万円。平成4年10月竣工済み(本チラシ掲載日の18年前)。

第1種住居地域に建つ、小規模マンション。


B4判チラシのオモテ面に、「先着2邸限定」とか「6/26 初公開物件」だとか、新築マンションと見間違いそうな見出し。
でも、裏面の「物件概要」に目を凝らすと、「建築年月/平成4年10月築」と記されているから、築18年の中古物件であることが分かる。


さらに「物件概要」を見ていくと、「取引態様/媒介」となっていて、次の注釈がある。

  • ※仲介物件につきご成約の際は、当社規定の仲介手数料を別途申し受けます。

この物件を媒介している会社のホームを見ても、「当社規定の仲介手数料」がいくらなのか分からない。
仲介手数料の金額の上限は宅建業法で「取引金額×3%+6万円」以内(取引金額が400万円超の場合)と決められているから――
「販売価格2,650万円」の手数料は最大で、85.5万円(=2,650万円×3%+6万円)ということになる。


「当社規定の仲介手数料」は85.5万円からいくら下げてくれるのか?
明朗会計で頼む!

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