【予告広告】銀座一丁目駅直通5分、駅徒歩9分。総戸数850戸、44階建。販売戸数102戸、1LDK(62.22m2)〜3LDK(102.23m2)。予定販売価格5,280万円〜10,970万円、予定最多価格帯6,300万円台(10戸)、7,100万円台(10戸)。平成21年12月9日竣工済み(本チラシ掲載日の4カ月前)。
- ※3月27日(土)、4月3日(土)の物件と同じ。
造船所跡地の大規模再開発地区に建つ最後の超高層マンション。
新聞半紙大のチラシを眺めていて、オモテ面の右下に次の記載に気が付いた。
- マンション供給戸数 首都圏 第1位
- ※2009年不動産経済研究所調べ
おやっ? 2009年のマンション供給戸数の第1位は大京ではなかったのか?
もう一度よく読むと、「首都圏 第1位」と書かれている。
おおっ、「全国」では大京が第1位なのだが、「首都圏」ではたしかにこのチラシの売主が第1位だ。
ちなみに、「近畿圏」の第1位は、藤和不動産。
不動産経済研究所が発表した2009年のマンション供給戸数のおさらいをしておくと――。
「全国」での供給戸数トップ10は次のとおり。
■全国
- 第1位:大京(4,091戸)
- 第2位:住友不動産(3,959戸)
- 第3位:藤和不動産(3,587戸)
- 第4位:三井不動産レジデンシャル(3,002戸)
- 第5位:穴吹工務店(2,678戸)
一方、「首都圏」での供給戸数トップ10は次のとおり。
■首都圏
- 第1位:住友不動産(2,732戸)
- 第2位:三井不動産レジデンシャル(2,448戸)
- 第3位:大京(1,930戸)
- 第4位:藤和不動産(1,864戸)
- 第5位:野村不動産(1,745戸)
上記の「全国」のトップ10と、「首都圏」のトップ10をみて、さらに知りたくなった情報はないか?
そう、首都圏に注力しているデベロッパーのランキングだ。
「全国」「首都圏」にランクインしているデベロッパーについて、「全国の供給戸数」を「首都圏の供給戸数」で割った値を「首都圏展開率」として整理してみた。
「首都圏展開率」のトップ15は次のとおり(右上グラフも参照)。
第1位のゴールドクレストは、100%首都圏で展開していることが分かる。
また、全国ランキング1位の大京は、首都圏展開率47%でランキングは12位。
■首都圏展開率
- 第1位:ゴールドクレスト(100%)
- 第2位:三井不動産レジデンシャル(82%)
- 第3位:三菱地所(76%)
- 第4位:東京建物(72%)
- 第5位:コスモスイニシア(69%)