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今週発行されたリクルート社のフリーマガジン「SUUMO 新築マンション 首都圏版(2月16日号)」。
「新築マンション 住生活応援キャンペーン」という気になる販促記事。
モデルルームに行って「スーモ新築マンションを見て」と伝え、来場者アンケートに答えると「JCBギフトカード1000円」の“交換券”がもらえることになっている。
キャンペーンサイトにアクセスし、この交換券に記載されている見学ナンバーと住所を入力すると、毎週先着500名にオリジナル「スーモストラップ」がもらえる。
モデルルームで「JCBギフトカード1000円」ではなく、“交換券”が配られる。
「JCBギフトカード1000円」の供給元がリクルート社というビジネスモデル(?)だろうから、そのこと自体はよしとしよう。
問題なのは、さらに「SUUMOへの『クチコミ』掲載で+1000円!」と謳われていることだ。
SUUMOへの「クチコミ」掲載で+1000円!
見学・購入したモデルルームのクチコミを書き込み掲載された方全員に、アマゾンギフト券1000円分をプレゼントします。
※スーモ(ネット)に掲載されている物件が対象となります。
※クチコミに書き込み、掲載された方のみのプレゼントとなり、お一人様上限1000円分です。
どこが問題なのかというと――
「アマゾンギフト券1000円分」がもらえるのは「掲載された方」に限られるから、「クチコミ」情報が、物件に都合の良い情報に偏ってしまう可能性が高いこと。
業者にとっては、たったの1000円でモデルルーム訪問者の「クチコミ」という、第三者からの情報をゲットできるので、これほど楽なことはないだろう。
しかも、この「クチコミ」情報が、匿名化されて掲載されようものなら、オリジナル文章が修正されていても検証のしようがないのだ。