【予告広告】大手町駅直通14分、駅徒歩6分。総戸数163戸、13階建。販売戸数/未定、1LDK(46.32m2)〜4LDK(95.10m2)。販売価格/未定。平成23年3月上旬竣工(本チラシ掲載日の1年1カ月後)。
- ※1月10日(日)、1月17日(日)の物件と同じ。
スーパー銭湯の跡地に建つ大規模マンション。
新聞半紙大のピンクを基調とした予告広告。
裏面の「物件概要」に「駐車場/機械式73台(カーシェアリング用1台含む)・平置き車椅子対応1台 ※月額未定」と記されている。
駐車場74台(機械式73台+平置き1台)は、このマンションの総戸数163戸の45%。
駅徒歩6分、都内のマンションだから、駐車場100%は不要という売主の判断なのだろう。
この駐車場の設置率45%という数値は適切なのか?
(財)自動車検査登録情報協会(略称:自検協)のホームページに、2005年から2009年の「自家用乗用車の世帯当たり普及台数(都道府県別)」のデータが掲載されていたので、首都圏(1都3県)の数値データを“見える化”してみた(右上グラフ)。
どの都県も1世帯当たりのマイカー保有台数が漸減傾向にある中で――
埼玉・千葉では1台を超えているが、神奈川になると0.8台を下回り、東京になると0.5台(09年:0.497)を切っている。
ということで、このマンションの駐車場設置率45%は、当たり外れのない数値といえそうだ。