不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

首都圏を中心に、マンション選びのためのお役立ち情報を提供しています


首都圏マンション、在庫全体の24%が06〜08年からの年度越え

販売残の状況(首都圏マンション)


本日、マンション広告3枚。

【第5期予告広告】銀座一丁目駅直通5分、駅徒歩6分。総戸数1,063戸、48階建×2棟。予定販売戸数20戸、1LDK(52.46m2)〜3LDK(142.60m2)。予定販売価格4,260万円〜18,400万円。平成21年3月19日竣工済み(S棟)・6月19日竣工済み(N棟)(本チラシ掲載日の10カ月前・7カ月前)。

  • ※08年6月20日(金)・7月19日(土)・8月1日(金)・8月15日(金)・12月5日(金)、09年1月1日(木)・5月4日(月)・6月19日(金)・7月25日(土)・8月14日(金)・9月12日(土)、10年1月16日(土)の物件と同じ。

外観がオフィスビルのような、大規模な超高層ツインタワー・マンション。


5つも「期」を重ねたB4判の予告広告。
超高層マンションといえども、もはや売れない時代。


不動産経済研究所が1月20日発表した「首都圏マンション市場動向−2009年のまとめ−」に中に「販売残戸数(2009年12月末)」のデータが表形式で掲載されていたので見える化(グラフ化)してみた。


09年に首都圏で新規に供給されたマンション36,376戸に対して、契約に至ったのが30,780戸(84.6%)。
逆にいえば09年だけで5,596戸(約15%)の在庫(売れ残り)が積み上がったことになる。
一方、06〜08年分の在庫は1,793戸。
09年12月末時点で、06〜08年からの年度越え在庫の占める割合は、24.3%だ。

1日1回、応援のクリックをお願いします。

↓ ↓ ↓

人気blogランキングへ

2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
Copyright(C)マンション・チラシの定点観測. All rights reserved.