不動産経済研究所が1月20日、「首都圏マンション市場動向−2009年のまとめ−」を発表。
2009年の首都圏の新規マンション発売戸数は、前年より16.8%減の3万6,376戸だった。前年割れは5年連続。4万戸を割るのは17年ぶり。
ちなみに、1年前(09年1月20日)に発表されたときは「2009年の供給は4万7,000戸程度、前年比7.5%の増加見込み」という、今からすれば極めて強気な予測であった。
一方、筆者が予測したのは3万7,600戸。実績値(3万6,376戸)との誤差はわずか(+3%)。
過去4年、不動産経済研究所が発表してきた予想値は実績値よりも2割ほど高め(右上グラフ参照)。
2010年の予想値も2割ほど高めに強気の想定がなされているとすると、現実的な見通しとして、2010年は3万4,400戸(=4万3,000戸×80%)になるのではないかと見るのだが・・・・・・。