【予告広告】東京駅直通16分(快速利用)、駅バス8分+徒歩1分。総戸数550戸、5棟(14階建×2棟+11階建×3棟)。販売戸数未定、3LDK(85.02m2)〜4LDK(135.76m2)。販売価格未定。平成23年1月中旬竣工(本チラシ掲載日の1年後)。
- ※09年10月3日(土)・11月1日(日)の物件と同じ。
○○エリア「最後のビックプロジェクト」を謳う、大手デベロッパーが供給するバス8分+徒歩1分の大規模マンション。
「企業庁が保有し今後分譲を予定している中高層住宅用地は本物件が最後になります」という煽り文言に躍らされる消費者はいるのか・・・・・・。
「100m2超中心」の広さは魅力だが、駅バス8分が最大のネック。
駅からの遠さが、物件にとってどの程度のハンディキャプになるのか?
リクルート社が運営している「SUUMO(スーモ)」に登録されている1都3県の新築分譲マンション全919件(1月3日現在)の駅徒歩時間と売れ行きの関係を調べてみた(右上グラフ参照)。
「駅徒歩0〜1分以内」の完成済み(売れ残り)物件は、約4割。
これが「駅徒歩2〜7分以内」の完成済み(売れ残り)物件になると、約6割に増加する。
さらに「駅徒歩8〜20分以内」の完成済み(売れ残り)物件となると、約7割。
「駅徒歩20分超」の完成済み(売れ残り)物件に至っては、約8割。
首都圏では、駅徒歩時間の長い物件ほど売れ行きが芳しくないことがよく分かる。