不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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マンション発売戸数の失速と雇用不安

マンション発売戸数(首都圏)と完全失


本日、マンション広告1枚。

大手町駅直通16分、駅徒歩10分。総戸数25戸、11階建。平成21年12月下旬竣工(本チラシ掲載日の1カ月後)。

  • 【先着順販売】販売戸数14戸、1LDK+S(57.41m2)〜3LDK(75.37m2)。販売価格2,950万円〜4,350万円
  • 【登録抽選販売】販売戸数1戸、3LDK(75.37m2)。販売価格3,980万円。
  • ※6月13日(土)、6月20日(土)、8月15日(土)、10月31日(土)の物件と同じ。

環七沿いに建つ小規模マンション。


「先着順販売」と「登録抽選販売」の戸数を合計すると15戸。
来月竣工するというのに、総戸数25戸の6割(15戸)がまだ売れていない。
6月20日のチラシの販売戸数が16戸だったから、この5カ月で1戸しか売れていないということか。

    • -

総務省が11月27日に発表した労働力調査によると、10月の完全失業率(季節調整値)は5.1%。
前月比0.2ポイント低下と改善したものの、依然厳しい雇用情勢となっている。


こうした雇用不安が続いている中、マンションの発売戸数が失速している様子を確認すべく、「マンション発売戸数(首都圏)」と「完全失業率(季節調整値)」の推移をグラフに並べてみた。
2006年あたりから、「マンション発売戸数(首都圏)」が失速し始めるのと呼応するかのように、「完全失業率」も上昇し始めているのが、なんとも不気味だ。
※グラフの破線は、2次多項式による曲線近似。

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