【第2期本広告】大手町駅直通14分、駅徒歩3分。総戸数38戸、15階建。販売戸数3戸、1LDK(36.00m2)〜4LDK(86.00m2)。販売価格2,770万円〜6,920万円。平成21年12月14日竣工(本チラシ掲載日の3カ月後)。
- ※4月25日(土)の物件と同じ。
駅徒歩3分が売りの近隣商業地域に建つ小規模マンション。
B3判チラシのオモテ面に販促のコピー。
- 第1期完売御礼
- いよいよ第2期スタート!!
このマンション不況のおり、「第1期完売御礼」とあるが、一体どれほど売れたのか?
チラシの隅々まで目を通してみても、第1期の完売戸数はどこにも記されていない。
『マンション・チラシの定点観測データベース』で調べてみると――。
約4カ月前(5月29日)のチラシにより、第1期の販売戸数が10戸であったことが分かる。
「第1期完売御礼」という販促コピーが正しいとすれば、この4カ月間で10戸売れたということになる。
そんでもって、本日の第2期の販売戸数はたったの3戸。
「第1期完売御礼」をアピールする割には、少なすぎないか。
未販売戸数は25戸(総戸数の3分の2)だから、このペースで「期」を重ねていくと「第10期」を超えてしまうことになる。
まあ、「第10期」などというチラシは、未だかつて見たこともないから、「第2期2次」といったように「次」を使って、期分けの多さを目立たなくするのでしょうね。