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昨日の続き。
8月25日発売の「月刊宝島」10月号、「住宅情報誌には載らない」「不動産の怖〜い話50」から、もうひとつ「怖〜い話」を抜粋しよう。
「胎児が死ぬ確率が高まる、高層マンション症候群」と題して「10階以上に住むと流産の割合が10%以上増加」するという話。
以下、記事の抜粋。
たしかに怖〜い話である。
(前略)
研究者は東海大学医学部公衆衛生学・逢坂文夫氏。
首都圏内で保健所の協力を得た上で、4ヵ月検診を受けた妊婦を対象に調査を行った。
その結果、まず10階以上の高層住宅に住む妊婦では、異常分娩(帝王切開等)の割合が、なんとそれ以下の階に住む妊婦の10%増しになっている。
さらに切迫流早産率でも、7%程度の増加、流産割合は6〜9階でそれ以下の階の7%程度、10階以上では5階までの10%以上という増加傾向が見られたのだ。
(中略)
10年間毎年続けている調査で、推移はなく概ねこの数値。
原因は実感できないような微細な揺れ、屋外とのアクセスの悪さによる運動の低下など複合的なものが考えられるが……(逢坂氏)。
だがこのデータは、学会発表以外にほとんどメジャーなメディアで報道されることがない。
10年にも渡って衝撃的な数字が出ているにもかかわらずだ。
(後略)