【第3期本広告(先着順)】秋葉原駅直通4分、駅徒歩2分。総戸数88戸、14階建。販売戸数6戸、2LDK(53.92m2)〜3LDK(73.09m2)。販売価格3,788.8万円〜5,689.8万円、最多価格帯4,400万円台(2戸)。平成21年11月下旬竣工(本チラシ掲載日の4カ月後)。
- ※08年9月13日(土)・11月29日(土)、09年1月30日(金)の物件と同じ。
駅徒歩2分の「住・商一体型邸宅」が売りの、商業地域に建つ幹線道路沿いの中規模マンション。
ようやく出された第3期の本広告。
先着順で、しかも販売戸数はたったの6戸。
竣工まであと4カ月。
物件概要に記された最低価格〜最高価格が次の通りだとして――
3,788.8万円/2LDK(53.92m2)〜5,689.8万円/3LDK(73.09m2)
単純に割り算すると、坪当たり単価は232万円〜257万円。
「秋葉原駅直通4分」と都心への交通の便の良さゆえの強気の価格設定か?
この強気の価格設定に対して、売れ行きはどうなのか?
『マンション・チラシの定点観測データベース』を使って、過去の販売履歴を調べてみた(次のグラフ参照)。
最初のチラシ(予告広告)が出されたのが約11カ月前の9月13日。
建築確認が「平成20年9月4日付け」となっているから、確認が下りて、すぐにチラシが出されたことになる。
それから3カ月が経過して、12月6日やっと第1期の「本広告」が出される。
総戸数88戸に対して、「販売戸数20戸」と、いまひとつ勢いがない。
さらに4カ月余りが経過して、4月25日に第2期の「本広告」が出されるも、「販売戸数10戸」とサッパリの状況だ。
そして本日の第3期の「本広告」。
発売戸数は、たったの6戸。
これまでの1期から3期の発売戸数の累計は、36戸。
総戸数88戸の4割(=36戸÷88戸)にしかならない。
ということで、ここにも完売までの道のりが遠そうなマンションあり!
(本日、マンション広告1枚)