不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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オリンピックの誘致絡みのハイリスク・ハイリターンなマンション


本日、マンション広告6枚。

【予告広告】豊洲駅直通5分、駅徒歩10分。総戸数483戸、33階建。販売戸数未定、1LDK(44.80m2)〜3LDK(129.61m2)。販売予定価格3,110万円〜15,680万円、最多予定価格帯4,200万円台。平成22年3月中旬竣工(本チラシ掲載日の11カ月後)。

  • ※11月9日(日)、1月4日(日)、2月10日(火)の物件と同じ。

3年前(平成18年3月)に竣工済みの27階建マンションの東側に隣接して建設中の「後出しマンション」。
この33階建の超高層マンションの登場によって、東側の眺望を遮られることになる竣工済みのマンション住民にとっては迷惑極まりないと思うのだが――。
逆に、33階建てのマンションの中・下層階の住民は、竣工済みの27階建てマンションのために西側の眺望だけでなく、日照も妨げられることに要注意だろう。


そこまでして、この「後出しマンション」を建設するのはなぜか?
すぐ近くにオリンピック選手村の建設が予定されているからなのか?


本日、国際オリンピック委員会IOC評価委員会が競技場予定地などを視察。
今年の10月2日(約5カ月後)にIOC総会で開催地が決定されるという。
一方、このマンションの販売開始予定時期は来月(5月)の中旬。
オリンピックの誘致に成功すれば、このマンションの価格は上昇するだろうから、ハイリスク・ハイリターンな物件選びになりそうだ。


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2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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