不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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第2期のほうが販売単価が高い物件もある

販売単価の推移


土曜日、マンション広告2枚。

【本広告】東京駅直通16分(快速利用)、バス約10分+徒歩1分。総戸数179戸、4階建×4棟。販売戸数5戸、3LDK(78.86m2)〜4LDK(110.46m2)。販売価格5,570万円〜7,720万円。平成21年2月下旬竣工(本チラシ掲載日の1カ月後)。

湾岸エリアに建つ、駅から遠い低層マンション。
リクルート社のフリーマガジン「首都圏版 マンションズ」のバックナンバーをもとに、この低層マンションの販売履歴を調べてみた。


昨年の9月2日に第1期として、109戸が販売されている。
その2カ月後の11月4日に第2期として、70戸が販売されている。
この時点で総戸数179戸すべてを販売してしまっている(すべて契約締結されているという意味ではない)。
12月以降、「販売戸数5戸」という広告が続くのだが、それぞれの広告内容を分析していくと、174戸(=総戸数179戸−5戸)が売れてしまったということでもないらしい。


ちなみに、第2期の販売単価(67.5〜72.3万円/m2)は、第1期(65.5〜71.5万円/m2)と比べるとやや高めとなっている(右上グラフ参照)。
本物件の建つ、千葉県の12月の平均単価49.3万円/m2(不動産経済研究所1月20日発表資料)よりもはるかに高く、23区平均74.7万円/m2(同)に迫る。


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2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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