不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

首都圏を中心に、マンション選びのためのお役立ち情報を提供しています


新築マンション、今は買い時ではない(後編)

昨日の続き。
【これからマンション選びを始める人は、どうすればいいのか?】
今年の秋口以降に登場してくる「用地費・建設コストともに落ち着いた“新価格”」(不動産経済研究所「2009年首都圏・近畿圏マンション供給市場予測」12月18日公表資料より)の物件を待つのか?
でも、“新価格”物件は、「秋口以降に登場」だから、もう少し先のことかもしれないし、どの程度下落するのかも不明だ。
マンション選びを急がない人であれば、当面は様子見とするのがよさそうだ。



【2002年頃に竣工した中古マンションを選択肢に!】
では、マンション選びを急がなければならない人はどうすればいいのか?
2002年頃に竣工した中古マンションを選択肢に加えてみてはいかがだろうか。
このころの竣工物件は、面積当たりの価格が最も安く供給されていたものだ。
新築マンションとの大きな違いは、先住者の生活の跡があるかないか。
先住者の生活の跡を気に掛けない人であれば、新築マンションよりも安価な中古マンションを選択しない手はないだろう。
価格以外にも中古マンションには、「現物を見て選べる」「即入居できる」「お隣さんを確認できる」などのメリットがある。
(財)東日本不動産流通機構が2008年10月10日に発表した首都圏マンションレポートによれば、2008年4月まで上昇していたm2当たりのマンション単価は、5月以降、徐々に下降し始めている。





中古マンション選びのためのお役立ち情報サイトマンション選び!中古もチェックを開設しているので、関心のある方はどうぞご覧ください。

(本日、マンション広告なし)

2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
Copyright(C)マンション・チラシの定点観測. All rights reserved.