-
- -
土曜日、マンション広告6枚。
- 12月21日(日)の物件と同じ。
【第1期先着順】大手町駅直通16分、駅徒歩10分。総戸数29戸(管理事務室1戸含む)、8階建。販売戸数8戸、1LDK(61.16m2)〜3LDK(71.76m2)。販売価格2,990万円〜4,290万円。平成20年6月竣工済み(本チラシ掲載日の7カ月前)。
7カ月前に竣工済みの小規模マンション。
B3判のチラシのオモテ面には、35mm角ものバカでかい文字で、安さをアピールする数字が掲載されている。
- ファミリータイプ 2,990万円より
でも、チラシ裏面の物件概要を見ると、2,990万円なのは、専有面積61.16m2・1LDKではないか。
これって「ファミリータイプ」じゃないですよね。
ところで、近年、マンションの価格はどのように推移してきたのか?
不動産経済研究所が12月18日に公表した「2009年首都圏・近畿圏マンション供給市場予測」資料の中から、東京23区と首都圏の価格の推移を可視化してみた。
東京23区のマンションの価格は、2006年から2007年にかけて一気に上昇し、2008年には床面積を抑えることによって、なんとか2007年の価格を維持していることが分かる。
また、首都圏の2006年から2007年にかけて一気に上昇し、2008年には床面積を抑えつつも、価格が上昇し続けている。
2002年のマンションは面積が大きいのだが価格は安い(つまり面積当たりの価格は安い)ことから、最もお買い得な時期であったことが分かる。
逆にいえば、2008年は最も割高なマンションを買わされたということ。