不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

首都圏を中心に、マンション選びのためのお役立ち情報を提供しています


期分け販売状況から感じられるマンション不況

都内最大の再開発事業エリアに建つ、大規模マンション。

【第4期2次 予告広告】新宿駅直通19分(途中急行に乗り換え)、駅徒歩9分。総戸数230戸、20階建。販売戸数未定、2LDK(68.11m2)〜3LDK(76.15m2)。予定販売価格4,400万円台〜4,800万円台。平成20年11月4日竣工済み(本チラシ掲載日の2週間前)。
2007年1月13日(土)・2月24日(土)・4月27日(金)・5月3日(木)・6月8日(金)、2008年4月4日(金)の物件と同じ。

B3判の折り込みチラシのオモテ面の右下に、「建物堂々完成・即入居可能」の文字が並ぶ。
左上には、「第4期2次・新発表」の文字が。
「マンション・チラシの定点観測データベース」を用いて、これまでの期分け販売状況を振り返ってみた。
http://d.hatena.ne.jp/images/diary/f/flats/2008-11-22.jpg

今から1年5カ月前(2007年6月8日)に、第1期分として105戸が販売されている。
その後、1〜2カ月間隔で期・次を重ねながら、10戸前後の期分け販売が続く。
7カ月前(4月25日)の「第3期3次」の販売戸数13戸で、累計の販売戸数が179戸、総戸数230戸の8割に達している。
ところが、その後、「第4期1次」の本広告が出るまで5カ月余りを費やしているものの、販売戸数はたったの5戸。

完売まで残り46戸(総戸数230戸の2割)。
最近のマンション不況の風をまともに受けている状況が想像される。

(本日、マンション広告3枚)

2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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