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国土交通省国土技術総合政策研究所のホームページに10月21日付けで、「多世代利用総プロ」ポータルサイトが開設されている。
平成20年度より3カ年の計画で、住宅の長寿命化を図るための総合技術開発プロジェクト「多世代利用型超長期住宅及び宅地の形成・管理技術の開発(多世代利用総プロ)」の内容が紹介されている。
この総プロは、「つくっては壊す」フロー消費型の社会から「いいものをつくって、きちんと手入れして、長く大切に使う」ストック型社会への転換のための、住宅の長寿命化(いわゆる200年住宅)の推進を目的としたもの。
多世代にわたって利用可能な社会的資産となりうる「多世代利用型超長期住宅」の実現に向けて、新築住宅及び既存住宅の双方を対象に、ハード技術及びソフト技術の両面から研究に取り組んでいくという。
下記の4つの研究課題部門と戸建て木造住宅に関する技術課題として統合的に扱う部門の5つの部門から構成されていて、全体を取りまとめる委員会の座長は、首都大学東京大学院都市環境科学研究科建築学専攻の深尾 精一教授。