昨日の記事では、Yahoo!不動産で公開されているとある物件の値引き率は1割強であることのデータを紹介した。
本日は、リクルート社のフリーマガジン「首都圏版 マンションズ」10月21日号から、値引き情報を拾ってみよう。
全600頁を一枚一枚めくっていくと、「新価格」を謳っている5つの物件を発見。
「値下げ」ではなく、「新価格」というポジティブな表現に、広報マン(ウーマン)の苦心の跡を感じるのは筆者だけか・・・・・・。
5つの物件のうち、ズバリ「旧価格」も開示しているのは、残念ながら1物件だけ。
総戸数292戸、4棟(12階建+9階建+8階建+6階建)からなる、2008年3月4日竣工済の大手デベロッパーの免震マンションだ。
新旧の価格の内訳は次のとおり。
- 78.95m2 3LDK:5,630万円(旧価格) ⇒4,660万円(新価格)
- 85.83m2 4LDK+N:6,410万円(旧価格) ⇒5,300万円(新価格)
- 100.24 4LDK:8,230万円(旧価格) ⇒6,810万円(新価格)
それぞれの値引きの額は、970万円、1,110万円、1,420万円。
値引き率にすると、3つとも17%だ。
大手デベロッパーの免震マンションといえども、都内の郊外物件となると値引き率が、2割近い・・・・・・。