国道交通省は5月27日、兵庫県姫路市北条口4丁目の分譲マンション「ロワイヤル北条口」(総戸数27戸、平成13年8月7日竣工済み)において施工不良及び耐震性の不足があったと発表。
全国の特定行政庁の既存分譲マンション約400物件を抽出し、構造計算書の再計算を行うサンプル調査の結果、判明したもの。
売主である「アカシカハウス」は5月26日に開催されたマンション住民説明会で、「早急に是正を行う」と説明しているという(5月27日asahi.com)。
施工した赤鹿建設は姫路市に「雨漏りにつながるので現場の判断でスリットを入れなかった」と話しているという(5月27日NIKKEI NET)。
さて、売主の「アカシカハウス」と施工会社の「赤鹿建設」。
文字だと気が付きにくいのだが、声を出して読んでみると「あかしか」と同じ部分があることに気付く。
両社のホームページで確認すると代表者がどちらも同じ赤鹿竜夫氏。
- (株)アカシカハウス
- 代表者:赤鹿竜夫
- 設立:昭和47年3月
- 資本金:9,900万円
- 従業員数:10名
- (株)赤鹿建設
- 代表者:赤鹿竜夫
- 設立:昭和35年3月
- 資本金:9,600万円
- 従業員数:34名
売主と施工者の代表者が同じだから、チェック機能が十分に働いていなかったのではないのか。
「万全のハード&ソフト一丸体制を背景に、信頼の2文字を築き上げている」という代表者の「ご挨拶」が空しく響く。
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