不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

首都圏を中心に、マンション選びのためのお役立ち情報を提供しています


修繕積立金がIT使用料とあまり違いがないほどに安い!

“カタログ設備”満載の竣工済みの小規模マンション。

【第1期本広告】東京駅直通13分(快速利用)、駅徒歩16分。総戸数32戸(管理事務室1戸含む)、11階建。販売戸数5戸、3LDK(71.03m2〜73.60m2)。販売価格3,780万円〜4,880万円。平成20年1月17日竣工済み(本チラシ掲載日の2カ月前)。

  • M電工とS警備保障の協力による安心・安全をサポートする先進のサービスが実現。

外出中、自宅への侵入や火災・ガス漏れ、来客や宅配便などがあった場合にメールで通知してくれるという。
なかなか便利そうだが、すぐに陳腐化してしまわないか。

  • 天然水のおいしさを提供するミネラル活水装置

保守管理費用や活性材交換の交換に要する費用は、当然のことながら住民の後年度負担。
このようなお手軽で、派手な“カタログ設備”は、デベロッパーの販促材料の一つであるが、自分にとって本当に必要なサービスなのかよく考える必要がある。
「物件概要」を読んでいくと、機械式の駐車場使用料が0円となっている。
調べてみると、本物件のデベロッパーは、01月26日(土)に記した 駐輪場が有料なのに駐車場が“無料”なのは?と同じデベロッパー。
修繕積立金が月額4,260円〜4,420円。
IT使用料3,820円とあまり違いがないほどに安い!
さすが新興デベロッパー、売れた後のことには関心がないと思われても仕方があるまい。

(本日、マンション広告2枚)

2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
Copyright(C)マンション・チラシの定点観測. All rights reserved.