マンションを選ぶときに、間取りや駅までの時間などは、十分に時間をかけて検討するのだろうが―。
駐輪場のことまで真剣に考えないのではないだろうか。
たとえば、1世帯あたり2台の駐輪場が用意されている物件は多いが、三輪車も含めると、あきらかに不足している。
では、その実態はどうか?
筆者が首都圏の新築分譲マンションの駐輪場の実態調査を実施した。
具体的には、リクルート社のフリーマガジン「首都圏版 マンションズ(2月26日号)」に登録されているマンションのうち、駐輪場の設置台数が開示されていた全198件を対象に分析。
198件の1戸あたりの駐輪台数の平均値は1.8台。
首都圏の新築分譲マンションでは、1世帯に3台どころか、2台にも及ばない実態が見えてきた。
明日に続く・・・・・・。