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友の会会員への優先分譲

[期分けの研究] 友の会会員への優先分譲

1月18日の記事 (期分けの研究) 総戸数440戸のタワー型マンションの場合 に対して、namaeさんから「期分けの戸数を数えても、広告に載らない優先販売(分譲?)を数えなければ何の意味もない」とのコメントをいただいた。
そこで、本日はデベロッパーの多くが提供している、いわゆる“友の会”のサービスについて考察しよう。
友の会への入会(多くの場合、無料で登録できる)に伴う個人情報と引き換えに、オマケがもらえたり、成約時の特典として現金や商品券がもらえたりする。
登録者にとってのメリットは、いち早く物件情報が得られることのほか、一部の物件では第1期販売に先立ち「優先分譲」の権利が得られることだ。
だから、いい物件を確実に手に入れたい場合には、セースル攻勢を気にしなければ、あらかじめ各社の友の会に入会し、優先分譲の権利を確保するというのも一つの手かもしれない。
※下記に、おもなデベロッパーの友の会を整理した。



ところで、1月18日の記事で紹介した総戸数440戸のタワー型マンションについて、友の会会員を対象に先行販売があったのか?
昨年(2007年)の4月15日に出された最初の予告広告に添付されていた本物件プロジェクト準備室宛てのアンケートハガキを投函しても、「モデルルームへの特別事前内覧会」へ招待されるだけだ。
同日の予告広告には「本広告を行うまでは、契約又は予約の申込に一切応じられません。また、申込みの順位の確保に関する措置は講じられません」と記載されている。
同マンションの売主は5社。この5社のうち何社かは、ホームページ上で友の会の入会を受け付けている。
人気の高いタワーマンションの場合、一切優先分譲を行わないケースが増えてきたというが、本物件について実際のところは当事者に聞いてみないと分からない。
友の会会員の方で、本物件の第1期販売に先立ち優先的に契約された方は、いらっしゃいますか? 優先販売戸数など、具体的な数値とともにコメントいただければ幸いです。

■各社の友の会



2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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