姉歯建築設計事務所がマンション、ホテルの構造計算書を偽造したと国土交通省が発表したのが一昨年の11月17日。
もうすぐ2年になる。
今年の6月20日から施行になった改正建築基準法もとづく建築確認の厳格適用が手続きの停滞を発生させているという。
国土交通省が10月31日に公表した2007年9月分の建築着工統計調査報告によれば、9月の新設住宅着工戸数は6万3018戸で前年同月比44.0％減となり、3カ月連続で大幅な落ち込みとなっている。
住宅着工戸数の大幅な落ち込みは、景気にも影響を及ぼしかねない状況。
国交者は、拙速に決めてしまった厳格な建築確認手続き方法を緩和すべく、10月30日に「改正建築基準法の円滑な施行に向けた取組について」を公表している。
改正建築基準法が馴染むのにはもう少し時間がかかりそうだ。
さて、昨年もこのブログで提案した「マンションの日」
耐震強度偽装事件の教訓を踏まえ、マンションの安心・安全と居住環境性能に対する国民の関心を高めるために、11月17日を「マンションの日」にしようキャンペーン。
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■11月17日を「マンションの日」に！
【制定趣旨】
姉歯建築設計事務所がマンション、ホテルの構造計算書を偽造したと国土交通省が発表したのが2005年11月17日。
耐震強度偽装事件の教訓を踏まえ、マンションの安心・安全と居住環境性能に対する国民の関心を高めるために、毎年11月17日を「マンションの日」に定める。
【普及のための語呂合わせ】11月17日は、いい住質（いいじゅうしつ）。
【提案日】2006年11月16日
【提案者】
「マンション・チラシの定点観測」管理人
http://d.hatena.ne.jp/flats/20071114#LABEL
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