一般消費者(生活者)の皆さん、業界関係者の皆さん、いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
当ブログのコメント欄に投稿いただいている皆さんにも読んで頂きたい1冊です。
- 作者: 岩田宗之
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/10
- メディア: 新書
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- 議論の種類、匿名性の問題、インチキ理論や感情論への対処法、発言者の心得等、議論を知的に分解し、共有すべきルールを考える。
- 頭をすっきり整理させて議論に臨むための格好の道しるべとなるルールブック。
まだ読まれていない方のために、すべての主張を破壊して去っていく人のことに触れた部分をチョットだけ抜粋しておきましょう。
真実に飢えている多くの人と違って、彼らは真実を嫌っています。
- 相手の説を崩すのが目的
- 否定することは簡単です。いろいろな説を否定しさえすれば、簡単に自分たちが優位に立てます。
- 例外的な事柄を持ち出す
- 一般的な議論を極端な例外を持って否定します。完全性を失わせるためには、一つでもそれに当てはまらない事項を指摘すればいいと思っているのです。
- 自分で調べず、人に要求する
- 自分は単にケチをつけるだけで、相手は膨大な努力をしなくてはならなくなります。そちらに時間を労力が費やされるせいで、肝心の議論が進まなくなってしまいます。