塩害とは、塩分に起因する建築などへの害の総称。 海に近いマンションは海水に含まれる塩分により塩害が生じる可能性がある。
海に近いマンションといえば塩害がキーワード
潮風に頬をなでられているうちはいいかもしれないが、「塩害」を見落としていはいけない。
塩害に耐えるためには、鉄筋コンクリートに厚化粧を施せばある程度は対処できるが、そのぶん割高になってしまう。もし、施工時の品質管理がシッカリしていないと、鉄筋コンクリートの寿命は短くなってしまう恐れがある。
エアコンの室外機や手すり部分など、耐塩害仕様でなければ金属部分の腐食が激しく、寿命は短くなる。
スーパーゼネコンといへども、周辺環境まではコントロールできない
スーパーゼネコンの設計・施工であれば、その辺り抜かりはないだろう。
万が一、設計あるいは施工に手抜かりがあったとしても、スーパーゼネコンであれば、心配無用。中小ゼネコンと異なり、瑕疵担保責任に応じられる能力を十分に有しているからだ。
ことさように、建物の品質に対する心配はないのだが、スーパーゼネコンといへども、周辺環境まではコントロールできない。
海に近い立地環境では、バルコニーの洗濯物は乾きにくいだろうし、風の強い日には、潮風で窓ガラスが汚れる。身体がベタつかないかなど日常的な生活面では気になるところが多い。
