湾岸エリアに建つ、駅から遠い大規模マンション。
【第3期予告広告】東京駅直通29分、駅徒歩20分。総戸数896戸、14階建。販売戸数未定、3LDK(72.68m2)〜4LDK(96.18m2)。予定販売価格2,500万円台〜4,800万円台、予定最多価格帯3,100万円台。平成20年1月下旬竣工(本チラシ掲載日の5カ月後)。
- 8月27日(日)、9月10日(日)、4月30日(月)、7月06日(金)の物件と同じ。
- 〇〇(=物件名)は、「無印良品の家」マンションプロジェクト第1号です。
- 今なら、実際の間取りとインテリアをモデルルームにて体感して頂けます。
「無印良品」といえば、1980年に西友のプライベートブランドとして40品目でデビュー。その後、(株)良品計画として西友から独立し、衣料品から家庭用品、食品など日常生活全般にわたる商品群を展開している。
本物件は、その(株)良品計画が手がけたマンションプロジェクトの第1号だという。
モデルルームの家具やシーツ、テーブルクロスや調理器具、食器に無印良品を採用しているだけかと思ったら――。
- ママ司令塔プラン
- 家の真ん中にキッチンのあるセンターキッチンプランが「ママさん司令塔プラン」です。
- リビングやダイニングに向かった対面式のアイランドキッチンで、そこに立ったお母さんからは家の中のすべてが見渡せます。
- あたたかで風通しがよく、なによりも家族のコミュニケーションを大切にしたプランです。
キッチンを中心とした、開放型プランも「無印良品の家」として提案しているというのだ。
(株)良品計画おそるべし。
それにしても、この「無印良品の家」のキャッチコピー。
これまで本物件の広告には、まったく登場していなかった。
第1期の広告では女性デュオを全面に押し出したイメージ広告だったし、第2期3次の予告広告では会員制倉庫型卸売店とのコラボレーションをPRしていた。
だから、本日の第3期予告広告で突然「無印良品の家」のキャッチコピーが掲載されたのは唐突の感が否めないのだが。
手を変え、品を変え、第3期の予告広告ともなると、さらに目新しさを演出したいということなのだろうか。
ところで、本物件の過去のチラシを確認していて、気が付いたのだが――。
本物件の直近の折り込み広告は、7月20日に出された第2期3次の予告広告。
一方、本日の折り込み広告は、第3期の予告広告。
つまり、7月20日に第2期3次の「予告広告」が出された後、第2期3次の「本広告」が筆者のもとに届いていないのだ。
業界の自主ルール「不動産の表示に関する公正競争規約」第9条第2項には、「予告広告を行った媒体と同一の媒体を用い、かつ、当該予告広告を行った地域と同一又はより広域の地域において、本広告をしなければならない」と規定されている。
だから、第2期3次の「本広告」が、7月20日以降本日までの間に、筆者のもとに届いていなければならないのだが――。
新聞販売店の折り込みミスでないとすれば、デベロッパーのルール違反ということになる。
そもそも、第2期3次の「本広告」を筆者の住むエリア以外に出したかどうかも定かではないが・・・・・・。
(本日、マンション広告5枚)