シェル型浴槽とは、通常の長方形ではなく、シェル(貝)の形をしていて、半円形の部分に腰を掛けられように段差がついている浴槽のことをいう。
たまご型浴槽ともいう。
シェル型浴槽も、たまご型浴槽も商標登録されているわけではない。
浴槽が通常の長方形ではなく、シェル(貝)の形をしていて、半円形の部分に腰を掛けられように段差がついている。
段差の付いた浅い部分に小さな子供を座らせられることや、半身浴が楽しめるというのが販売サイドの謳い文句だ。
マンション購入検討者は、シェル型浴槽にすべきか通常の長方形浴槽にすべきか、迷うところだろう。
子育て期間を楽しむ道具としてはいいかもしれないが、シェル型の出っ張った部分の掃除は大変そうだし、その奥の深い浴槽まで手を伸ばして掃除をするのは、妊婦や産後の身に辛くはないか。
はたして子育てに忙しい世代が、頻繁に半身浴を楽しめるのか。
子供が親と一緒に入浴してくれなくなった日には、シェルの出っ張った部分のお湯がムダになる。
浴室が狭い場合には、シェル型の横幅が広い分、洗い場が狭くなることに要注意だろう。