昨日、日曜日の出来事。
今年の夏は猛暑になるというので、早めにエアコンを手当すべく、いくつかの家電量販店のチラシを比較検討。
価格だけでなく各種サービスがよさそうなY電気。
- 10万円以上のエアコン 10年間無料保証
- 買って得する16大特典
- 標準取り付け工事費込み
- 配管化粧カバー 標準工事費 無料
- 電圧切替 工事費 無料
- コンセント交換 工事費 無料
- その他にも特典がいっぱい!!
- 詳しくは係員まで
- 今なら!エアコン即日取り付け!!
さっそくY電気へ出かけた。
チラシを片手にエアコンを物色していると、年配の男性係員が近づいてきた。
男性係員が勧めるのは、テレビCMで見かけない製品ばかり。
「当店No1」「当店No2」の札が付いている製品をなぜか勧めようとしない。
- 筆者「なぜ『当店No1』札が付いたエアコンを勧めないのですか?」
- 男性販売員「あれは、『当店が売りたい製品No1』であって、売れ筋ではありません」
- 筆者「本当ですか?」
- 男性販売員「売れ筋商品は、さっきから説明しているやつです」
と、男性販売員は、再び、テレビCMで見かけないほうのエアコンの説明を始める。
男性販売員の勧めるエアコンはバックマージンが大きいのではないかと勘ぐってしまう。
結局、男性販売員の説明とは無関係に、省エネ達成率100%で、しかも運転騒音が小さい「当店No1」の札が付いたエアコンを買うことにしてレジへ。
- 男性販売員「配管化粧カバーは必要ですか?」
- 筆者「付けてください」
- 男性販売員「7,000円ですけど」
- 筆者「チラシには『無料』となっていますよ」
と、筆者はカウンターにチラシを広げる。
- 男性販売員「『無料』なのは、『当社指定の機種』に限っているんですよ。すみません」
チラシを確認すると、たしかにゴマ粒より小さい文字で「但し、当社指定機種に限ります」と記載されていた!
参りました。
- 筆者「『当社指定の機種』ってどれですか」
- 男性販売員「エアコンに『配管化粧カバー無料』とかラベルの貼ってあるヤツです」
- 筆者「お宅も いい商売してますね(笑)」
- 男性販売員「誇大広告ですみません」
と、この場は大人の対応。
- 男性販売員「取り付けは、6月12日でよろしいですか?」
- 筆者「えっ 2週間後ですか?」
- 男性販売員「取り寄せになるんですよ」
- 筆者「チラシには『即日取り付け』と書いてありますよね」
と、再びカウンターにチラシを広げた。
- 男性販売員「『即日取り付け』は『当社指定機種』に限るんですよ。すみません」
- 筆者「では、あっちの『当社指定機種』だと、明日取り付けてもらえますか?」
- 男性販売員「いま注文が多いので、お待ちいただくことになります」
- 筆者「では、チラシの『即日取り付け』とあるのも誇大広告ですね(笑)」
チラシをよく見ると「取り付け状況によっては即日取り付けできない場合もございます」と書かれていた。
家電についても社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会によって「家庭電気製品小売業における表示に関する公正競争規約(小売業の表示)」が制定されている。
規約内容は、不動産規約と比べて極めてシンプルだ。
規約がシンプルということは、家電小売業界は消費者保護の精神が浸透している証のはずなのだが・・・・・・。
昨日のような家電チラシの「誇大広告」体験をしてしまうと、「家電業界 お前もか」と思わずにいられない。
どなたか「家電チラシの定点観測」しませんか?
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