金曜日、マンション広告9枚。
- 3月30日(金)の物件と同じ。
新宿駅31分(途中乗り換え)、駅徒歩13分。総戸数498戸(=A棟230戸+B棟139戸+C棟129戸)、15階建(A棟)+9階建(B棟)+10階建(C棟)。
- 【A棟】:販売戸数未定、間取り未定。販売価格未定。平成20年3月中旬竣工(本チラシ掲載日10カ月後)。
- 【B棟(先着優先順受付)】:販売戸数16戸、3LDK(72.43m2)〜4LDK(82.71m2)。販売価格3,920万円〜4,620万円。平成19年2月下旬竣工済み(本チラシ掲載日2カ月前)。
- 【C棟(第2期販売予告)】:販売戸数未定、2LDK+S(72.43m2)〜4LDK(83.32m2)。販売価格未定。平成19年2月下旬竣工済み(本チラシ掲載日2カ月前)。
第一種住居地域の社宅跡地に建つ、3棟からなる大規模マンション。
B3判を2つ折りにした本日の広告。
最初のページは、薄茶色の表紙に8ミリ角くらいの大きな文字で、次のように記されている。
- ※このチラシに掲載している写真は 個人によって感じ方がそれぞれ異なります。ぜひ完成した建物でご体感のうえ、ご確認なさってください。
文字しかないシンプルな表紙は、なかなか新鮮だ。
すでに2カ月まえに竣工していて、売れ残り住戸のチラシであるというネガティブな印象を感じさせない。
竣工済み物件の広告表現については、各社ともさまざまな工夫を凝らしている。
リクルート社が運営している「住宅情報ナビ」に登録されているデータで調べてみた。
東京23区内の分譲マンションとして登録されているのは300件。
そのうち、「完成済み」「即入居可」の条件を満たしている78件(2007年5月12日現在)のホームページを1件1件確認した。
一番多い表現は、「堂々竣工」の7件。
「堂々竣工」の変化形としては、次の3件。
- 「エスリール杉並松庵」完成(エスリール杉並松庵)
- いよいよ竣工(ル・サンク大崎シティタワー)
- 美しきランドマーク、完成披露(ライオンズ石神井サウスマークス)
次に多いのが、「実際のお部屋がご覧になれます」で3件。
「実際のお部屋がご覧になれます」の変化形としては、次の3件。
- 現地内覧ルーム 公開中!(グローベルガーデン六町ブライトンパークス)
- 実物体感ルームオープン中!(コンフォート・パレス六町)
- リアルルーム公開中(パークホームズ三軒茶屋シエル・クール)
「リアルルーム」という表現からは、広告担当者の苦労のほどが思い浮かぶ。
買い急ぎを煽るタイプが次の3件。
- いよいよ最終2戸(ウェルフェアヒルズ上荻トリートハウス)
- お急ぎ下さい。あと2戸!(サングランデお花茶屋)
- キャンセル住戸発生!(ライオンズ東十条ステーションプラザ)
その他に、お得感を謳ったものが1件。
- 案内ルームとして使用していた住戸を新価格にて販売いたします(レクセルガーデン志村坂上)
竣工済み物件の謳い文句は、「堂々竣工」「実際のお部屋がご覧になれます」「買い急ぎを煽るタイプ」の3つに大別できることが確認できた!
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