金曜日、マンション広告6枚。
新宿駅31分(途中乗り換え)、駅徒歩13分。総戸数498戸(=A棟230戸+B棟139戸+C棟129戸)、15階建(A棟)+9階建(B棟)+10階建(C棟)。
- 【A棟】:販売戸数未定、間取り未定。販売価格未定。平成20年3月中旬竣工。
- 【B棟(先着優先順受付)】:販売戸数23戸、3LDK(72.43m2)〜4LDK(82.71m2)。販売価格3,820万円〜4,720万円。平成19年2月下旬竣工済み(本チラシ掲載日1カ月前)。
- 【C棟(第2期販売予告)】:販売戸数未定、2LDK+S(72.43m2)〜4LDK(83.32m2)。販売価格未定。平成19年2月下旬竣工済み(本チラシ掲載日1カ月前)。
第一種住居地域の社宅跡地に建つ、3棟からなる大規模マンション。
さいたま新都心近くに建つ大規模マンションの折り込みチラシが、なぜ筆者の住む都内にまで入ってきたのか?
新都心に近いとはいえ、年度末のこの時期に、チラシをばらまくエリアを拡大して、都内まで販促をかける理由は?
広告宣伝費を、年度内の経費に駆け込みで計上しようということなのか。
それにしても、竣工済みの売れ残り住戸(B棟:23戸、C棟:不明)の売り上げは、4月(翌年度)に持ち越しとなっている。
竣工済みの売れ残り住戸、マンション選びでババを引かないための心得のひとつは――。
あくまでも一般論として――。
自分の住んでいる地域よりも遠い地域に建つマンションの折り込みチラシが入ってきたら、売行き不振のバロメーターと捉えておいたほうが無難だろう(そうでない場合もあろうが)。
売れ残り住戸の主な理由は――。
- 値付けが高すぎて、客がつかないケース
- 日照・通風・騒音など、住戸のポジションが悪くて不人気なケース
- “キャンセル住戸”のケース
- ローンが成立せずに契約を解除するケース
- それまで住んでいたマンションが予定の期日までに売却できずに契約を解除するケース
- 売れ残り住戸をキャンセル住戸と偽って販売しているケース
資金が確保できなかった人の“キャンセル住戸”を除けば、売れ残り住戸には福がないことがお分かりいただけるだろうか。
だから、売れ残り住戸を検討される方は、売れ残りであることの本当の理由を“文書で確認”するなど、納得ずくで買いましょう。
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