湾岸エリアに建つ、10階建て総戸数88戸の中規模マンション。
東京駅直通16分(快速利用)、駅徒歩19分。総戸数88戸、10階建。販売戸数15戸、3LDK(77.90m2)〜4LDK(92.79m2)。販売価格4,612.44万円〜5,762.44万円。平成19年3月中旬竣工(本チラシ掲載日の5カ月後)。
- 11月25日(金)の物件と同じ。
- ワイドスパンにより豊かな採光・通風で開放感を実現。
- ほぼ同じ広さ(約82m2)の3LDKですが「居住空間」を比較してみてください。
- 縦長の「ようかん型」と言われてしまいがちな日本のマンションですが、〇〇(=物件名)では、専有面積を最大限に生かしたこの形「ワイドスパン」にこだわります。
本物件と「一般的な分譲マンション」の二つの間取り図が並べられている。
本物件の間口は「約8.2m」
一方、「一般的な分譲マンション」の間口は「約6.5m」
このふたつの間取り図を見ると、ウナギの寝床のような「一般的な分譲マンション」より本物件「ワイドスパン」の間取りのほうが優れているのは一目瞭然だ。
でも、専有面積が82m2(3LDK)で、間口が「約6.5m」と、とっても狭い「一般的な分譲マンション」との比較は適切なのか?
業界の自主ルール「不動産の表示に関する公正競争規約」第22条(不当な比較広告)では、次のような比較表示が禁じられている。
- 第22条(不当な比較広告)事業者は、比較広告において、次に掲げる広告表示をしてはならない。
- (1) 実証されていない、又は実証することができない事項を挙げて比較する表示
- (2) 一般消費者の物件等の選択にとって重要でない事項を重要であるかのように強調して比較するもの及び比較する物件等を恣意的に選び出すなど不公正な基準によって比較する表示
- (3) 一般消費者に対する具体的な情報ではなく、単に競争事業者又はその物件等を誹謗し又は中傷する表示
本物件の間取り図の比較は、第22条(不当な比較広告)に直接的には違反していないようだが−。
専有面積が82m2(3LDK)のマンションの間口は、6.5mが一般的といえるのか?
売主には、専有面積82m2(3LDK)の「一般的な分譲マンション」の間口が「約6.5m」であることの説明責任があるのではないだろうか。
(本日、マンション14枚)