- 11月12日(土)、11月26日(土)の物件と同じ。
大手町駅直通16分、駅徒歩約10分。総戸数37戸、15階建。販売戸数10戸、2LDK+S(75.68m2)〜3LDK(80.36m2)。販売価格3,610万円〜4,600万円、最多価格帯3,900万円台。平成19年2月上旬竣工(本チラシ掲載日の9カ月後)。
幹線道路沿いに建つ、「全戸角住戸」が売りのペンシル型小規模マンション。
マンション広告をどのように見ればいいのか? 注意する点、落とし穴はどこか?
最近、マスコミから、この種の質問をよく受ける。
質問内容はとてもシンプルだが、簡潔に答えるのは、なかなか難しい。
どういう意味か―。
マンション広告の大きな、目立つキャッチコピーは、売り主が言いたいこと。
一方、ゴマ粒大の小さな文字は、売り主ができれば言いたくないこと。
この説明では、ピントきませんか?
では、本日の広告を教材として、以下に解説しよう。
- 掲載の写真は〇〇(=物件名)のモデルルームを撮影したものです。
- 設備・仕様はタイプにより異なります。
- また、家具、什器、照明器具は配置例を示したもので、販売価格には含まれません。
上記の注釈文の裏を返せば、次のようにも解釈し得る。
- 掲載写真は、とても見栄えのするオプション仕様満載のモデルルームを撮影したものです。
- 皆さんが契約される一般住戸より、設備も仕様もグレードが高いので、ご注意ください。
- ホテルライクな家具や什器、シャンデリア風の照明器具は、生活臭さを感じさせないよう、モデルルームを演出するために特別に設置したものです。
- ペット可マンション
- 飼育条件に関しましては、係員にお尋ねください。
この注釈文から、気をつけなければならない点は―。
販促のために、ペット愛好家を取り込むべく、とりあえず「ペット可マンション」を謳っているのではないか、という疑問を持つこと。
「飼育条件」などという、ペットの頭数やサイズという「条件」に消費者の目を向けて煙に巻いているのではないか。
ホームページでチェックすると、1階にペット専用の足洗い場を設置しているようではあるが―。
ペット同乗表示機能付きエレベータ、床・壁のペット対応仕様など、さらなる「ペット可」仕様となっているのか、販売員によく確認しよう!
マンション選びのお役立ち情報を広く世の中に伝えたい。
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