不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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外観のアースカラーと内観のヨーロッパ調ミディアムは―


金曜日、マンション広告8枚。

大手町駅直通15分、駅徒歩8分。総戸数67戸、10階建。販売戸数30戸、3LDK?(61.95m2)〜4LDK(97.63m2)。販売価格2,958万円〜6,568万円。平成19年1月末竣工(本チラシ掲載日の10カ月後)。

第一種住居地区に建つ、10階建ての中規模マンション。
広告の説明文章は、やたらにカタカナ語が多い。カタカナ語をたくさんちりばめると、物件の上質感を演出できるということか―。

  • それは、ナチュラルスタイル。
    • アースカラーを採り入れたL字型のスタイリッシュなフォルムが印象的な「〇〇(=物件名)」は街に存在感を放つ地上10階建てランドマーク・プロジェクト。
    • 眺望を携えて立ち上がるライフステージは窓辺のロマンティック・ビューをインテリアにします。


  • ヨーロピアン・ミディアムの潮流
    • 2005年、ミラノサロンの見本市に出展されたインテリアデザインの多くは「ミディアム・カラー」を基調としていました。
    • 普遍的ともいえるこの色調にトレンドが回帰しつつあるのは、上流・豊かさ・ぬくもりを備えたインテリアから得られる「安心・やすらぎ」を、人々が再び求めはじめたということではないでしょうか。
    • バイタリティにあふれ、アクティブに日々を謳歌している現代のご家族だからこそ、“我が家”にはやすらぎを求めるのではないか。

外観は、「都市建築のあり方をこだわりを持って追及し続けている」一級建築士による、アースカラー・デザイン。
内観は、インテリア・コーディネーターによる、ヨーロピアン・ミディアムというカラー・デザインになっている。
アースカラーとは、地球(アース)の色(カラー)。地球本来の持つ、大地の色。一般的には濃い茶系または黒を指す。
一方、ミディアムカラーとは、中間色。
外観のアースカラー(濃い茶系または黒)と内観のヨーロッパ調ミディアムカラー(中間色)は、うまくコラボレーションしているか?
色の感じ方は、まさに十人十色。本物件の色彩計画の良し悪しは、各人の判断に委ねることとしたい。


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