不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

首都圏を中心に、マンション選びのためのお役立ち情報を提供しています


販売価格を予定販売価格から200万円 下方修正した物件

金曜日、マンション・チラシ4枚。

  • 9月3日(土)の物件と同じ。

永田町駅直通22分、駅徒歩8分。総戸数260戸、20階建。販売戸数260戸、2LDK(58.61m2)〜4LDK(87.35m2)。販売価格2,660万円〜4,990万円、最多価格帯3,300万円台。平成19年3月下旬竣工(本チラシ掲載日の1年5カ月後)。

隅田川沿いに建つ20階建ての超高層マンション
本日のチラシでは、掲載された4つの間取り図それぞれに「月々○万円。ボーナス返済無し」の見出しが、赤地に白抜きの大きな文字で書かれている。
あまりにも金額を強調したチラシなので、念のために前回(9月3日)のチラシと比べてみて、大発見!!
な、なんと販売価格が下がっている!
前回のチラシは、予告チラシなので、「販売価格」の表示はないが、「予定販売価格」が掲載されていた。
3つの間取りタイプについて、本日の「販売価格」と前回の「予定販売価格」を比べてみよう。

  • Kタイプ3LDK・69.78m2
    • 本日の販売価格:3,330万円〜3,820万円
    • 前回の予定販売価格:3,200万円台〜3,900万円台
  • Eタイプ3LDK・70.23m2
    • 本日の販売価格:3,300万円〜3,990万円
    • 前回の予定販売価格:3,300万円台〜4,200万円台
  • Bタイプ4LDK・77.17m2
    • 本日の販売価格:3,690万円〜4,200万円
    • 前回の予定販売価格:3,600万円台〜4,500万円台

3つのタイプとも、上限価格が、前回チラシ価格よりも下がっている。
さらに、総戸数に対する最多価格帯で比較すると、本日のチラシでは3,300万円、前回のチラシの<予定>最多価格帯は3,500万円台となっている。
ということは、この2カ月の間に最多価格帯ベースで、200万円・約6%(3,300 ⇒ 3,500)下方修正したことになる。
前回チラシも今回のチラシも総戸数(260戸)が販売対象となっているから、全体的に分譲価格を下方修正したことは明らかだ。
「ご来場者に1,000円分のQUOカード・プレゼント」作戦で、集客を図ろうという。さもありなん。

2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
Copyright(C)マンション・チラシの定点観測. All rights reserved.