不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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住宅性能評価物件であることは分かるのだが・・・

土曜日、マンション・チラシ4枚。

  • 2月13日(日)、3月17日(木)の物件と同じ。

大手町駅直通7分、駅徒歩6分。総戸数53戸、14階建。販売戸数3戸、3LDK(76.61m2)。販売価格4,700万円〜4,950万円。平成18年3月上旬竣工(本チラシ掲載日の6カ月後)。

14階建て、ワンフロアー4戸の標準的な羊羹(ようかん)型の中規模マンション。

  • 信頼と安心の証
    • 公的機関が住まいの性能を評価し、品質が保証される「住宅性能評価」を申請しました。
    • 「設計性能評価」は取得済み、「建設性能評価」については完成時に取得予定です。

販売提携先は大手不動産会社だが、売主は知名度の低い不動産会社。住宅性能評価を謳うことで本物件の信用力を高めようとするならば、具体的な等級についてもチラシに記載してほしい。
本物件のホームページには、住宅性能表示の具体的な等級が掲載されていた。
9つの評価区分のうち、選択項目となっている肝心の「音環境に関すること」については、他の多くのデベロッパー同様記載されていない。
戸境壁のコンクリート厚さが180mm以上であることの説明書きはあるものの、床スラブの厚さやフローリング仕様についての記載はどこにも見あたらない。
住戸の遮音性能を開示していない=本物件の遮音性能が高くない、と受け取られても仕方がないのではないだろうか・・・・・・。
また、本物件の「温熱環境」は、等級3となっている。
等級4が温熱環境の最上級だから、等級3は決して低いわけではない。でも、等級3だと熱橋対策としての断熱材の折り返し施工(断熱補強)がなされていない可能性がある。
熱橋対策としての断熱材折り返し施工(断熱補強)がなされていないと、外壁に近い天井・壁のクロス部分に結露が発生し、黒カビで汚れやすくなる。
将来、天井・壁のクロスの黒カビに悩まされないためにも、熱橋対策としての断熱材折り返し施工(断熱補強)の有無についてデベロッパーによく確認しよう。

2021年6月1日、このブログ開設から17周年を迎えました (^_^)/
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