不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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マンションのメゾネット形式は邪道だ

土曜日、マンション・チラシ4枚。

大手町駅直通18分、駅徒歩3分。総戸数22戸、13階建、2LDK+S(68.80m2)〜3LDK+S(114.04m2)。平成17年10月初旬竣工(1年後)。

  • 全邸角住戸・3面採光という理想に加えメゾネットプランもご用意

13階建てで22戸だから、1フロアあたり2戸、最上階の2つの住戸がメゾネット形式という計算になる。
メゾネットとは、フランス語で「小さな家」という意味。マンションでは、住戸内が内階段でつながっている二層の住戸タイプのこと。
マンションのメゾネット形式の最大のメリットは、リビングの上部を吹き抜けにした場合に限り、広くて明るい豊かな、しかも戸建感覚の居住環境が得られることだ。
では、マンションのメゾネット形式のデメリットは、何か?

  • 最初のうちは物珍しさがあるが、3日で階段の昇降が苦痛になるのではないだろうか
  • リビングの吹き抜け上部の窓が清掃しにくい
  • 内階段がスペース的に無駄だ
  • 下層階と上層階のそれぞれにトイレを設けることの無駄。トイレ清掃も二倍労力が必要

など、デメリットのほうが多い。
本物件は、狭い敷地に住戸を積み上げた「ペンシル・マンション」だから、そもそも住戸の専有面積が狭い。そこで、最上階に限り2層を内階段でつなげるメゾネット化により、専有面積の広さを演出している。
こんなメゾネット形式は邪道だ。
しかも、本物件のリビングは西を向いているから、夏は吹き抜け上部の窓面からの西日でたまらないだろう。もし、スクリーンか何かで、日射を遮るものを垂らすことになると、メゾネット形式の最大のメリットである開放感も半減してしまう。

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2019年6月1日、このブログ開設から15周年を迎えました (^_^)/
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