日曜日、マンション・チラシ1枚。
- 7月18日(日)の物件と同じ。
大手町直通14分、駅徒歩9分。総戸数36戸、8階建、専有面積60.51〜82.77m2の小規模マンション。平成16年8月9日竣工済み(1ヶ月前)。
前回のチラシ(7月18日)では、竣工予定が9月下旬となっていた。なのに、実際には2ヶ月近くも前倒しして、8月9日に竣工している。夏休みの販売に間に合うように突貫工事でもしたのだろうか?マンションの品質の確保が危ぶまれる。
せっかく前倒しで竣工させたのにもかかわらず、本日チラシでは販売戸数が5戸となっている。総戸数36戸には管理員室1戸が含まれているから、竣工して1ヶ月余りが経つのに、実質14%(=5÷35)も売れ残っていることになる。
交通の便、周辺環境は決して悪くはないのだから、チラシの表現をもっと工夫してみたらどうだろうか。
特に、次のような客観性のないキャチコピーはいただけない。
- 清涼感あるフローリング仕様の主寝室
- 気品漂う天然大理石貼りの玄関
- 高級感ある人造大理石トップのシステムキッチン
主寝室のフローリングの「清涼感」や、天然大理の石貼り玄関に「気品」を感じるか否かは人それぞれだし、システムキッチンの人造大理石を「高級」と感じるかどうかも個人の主観によるところが大きい。
主観的なチラシ表現は、消費者を惑わすだけだ(マンション会社の意図はそこにあるのかもしれないが)。主寝室、玄関、システムキッチンのそれぞれの仕様をもっと正確かつ客観的に表現すべし。