土曜日、マンション・チラシ1枚。
大手町駅直通11分、駅徒歩9分。総戸数112戸、14階建、2LDK(75.96m2)〜4LDK(93.77m2)。平成17年3月竣工(7ヶ月後)。
チラシ裏面には4タイプの間取り図が描かれている。しかし、その図は小さく、4タイプを合わせても、B3判(=新聞の半紙サイズ)の四分の一くらいしか占めていない。
残りのスペースに何が描かれているかといえば、
- モデルルームのリビングの写真
- マンションの位置図と路線図
- セコムのセキュリティ・システムの説明図
- マンションが建つ街が「資産価値が下がらない街」として紹介された週刊誌の記事の写真
このマンション・チラシは、消費者に必要な情報を十分提供しているといえるのだろうか?
マンションの耐震性能や遮音性能、間口サイズや天井高さなど、どこにも見当たらない。
そもそも、本物件と「資産価値が下がらない街」の週刊誌の記事の写真とは、あまり無関係ない。
チラシのオモテ面はといえば、
やはり、どう考えてもマンション建物自体の情報に乏しい。
人生最大の買い物をする消費者に対して、もっとまともなマンション情報を開示すべきだ。