不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」

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虹彩システムよりも朝刊各戸配達システムが欲しい

JR京葉線の駅徒歩21分、総戸数54戸、10階建、2LDK〜3LDK(専有面積55〜77m2)の小規模マンション。平成17年6月下旬竣工(1年後)。

自転車の速度は適正に定義されているのだろうか

水辺(旧江戸川)と緑が売り。駅まで7分。ただし自転車(15km/h)。
徒歩スピード80m/分というのは、「不動産の表示に関する公正競争規約」という、公正取引委員会告示によって定められている。
でも、自転車の速度は第3者機関でキチント定義されているのだろうか。
15km/hというのは、少々早すぎやしないか。1kmを4分でペダルを踏むことになる。もう少しゆったりと自転車をこぐのであれば、10km/hくらいが中年にはちょうどいい。駅まで自転車7分ではなく、11分のほうが適切な表示と言えそうだ。

「虹彩システム」よりも朝刊各戸配達システムが欲しい

本物件については、「虹彩認証システム」が採用されている。
エントランスの「虹彩認証システム」を見つめるだけでカメラが本人を確認し、両手がふさがっていてもオートロックが開く。誤認識率120万分の1という高精度なセキュリティが売りだ。
でも、「虹彩」といえは、指紋同様、個人情報だ。
気になるので、販売先に電話取材した。

  • 筆者「虹彩システムの登録をせずに、鍵でマンションに入ることもできますか?」
  • 販売員「できます」
  • 筆者「虹彩という個人情報を登録することについて、マンションの管理規約での扱いはどうなっていますか?」
  • 販売員「虹彩システムを導入したマンションの竣工物件は、全国で他社も含めて未だ1件しかありません。規約については、今後整備されていくものと思います」

「虹彩システム」の今後の普及状況を注視してみたいと思う。
ただ、それよりも、朝刊を各住戸まで配達する合理的なシステムを誰か考えて欲しい。
共有玄関で非居住者の侵入を防ぐオートロックシステムのおかげで、朝刊は1階の集合ポストに配達されているケースが多い。
朝の忙しい時間に、身なりを整えて新聞を取りに行くのは、毎日のことなので、結構わずらわしい。

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2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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