土曜日、マンション・チラシ３枚。
東京駅直通13分、駅から都バス15分＋徒歩1分。総戸数93戸、9階建の中層・中規模マンション。平成16年2月下旬竣工済み（4ヶ月前）。今回は、残り3戸の販売チラシ。
JR1駅の他、地下鉄2駅の利用が可能。それぞれの駅から、バス15分・10分・8分のハンディを負いながらも、竣工4ヶ月で売れ残り3戸というのは、なかなかの健闘だ。
専有面積80〜100m2で、二重天井・二重床と遮音仕様もしっかりしている。逆梁・アウトフレーム工法といった空間的余裕や、結露対策としてのペアガラス採用、床暖房などは、永住マンションの要件を充分備えているといえる。
難をいうならば、専有面積が広い割に、スパン（＝住戸の幅）が狭い。そのため、４LDKの居室のひとつが窓に接していない。つまり1日中日の当たらない行灯（あんどん）部屋がある。
昨日のハワイ旅行付き物件に対して、本日の物件は、「100万円相当のインテリア用品、家電製品等プレゼント」を謳っている。
残り3戸を売らんがために、デベロッパーも必死だ。
景品表示法によれば、懸賞によらないで景品類を提供する場合、景品類の最高額は取引価格の1/10となっている。
今回のプレゼントは100万円相当だから、4,000万円のマンション価格の2.5パーセントでしかない。１/10以下を充分に下回っている。
100万円相当のプレゼントといえば、普通の場面であれば、かなり高額なオマケなのだが、4,000万円のマンションのオマケとなると、かくも豪華なのだ。
