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新築・中古マンション価格は〇〇キュッパが多い?

不動産情報サービスの東京カンテイは5月9日、「新築・中古マンションの値付けで用いられる数字の傾向」を発表。

新築・中古マンション価格の下二桁の値付けの調査結果が、首都圏、近畿圏、中部圏、福岡県別に表形式で掲載されている。
調査対象は2016年に新規分譲さたマンションと中古流通したマンションのうち、価格が4桁(1,000万円~9,999万円)の住戸。

「XX98万円」といった、いわゆる〇〇キュッパ的な価格設定は多いのか?

発表資料は数値の羅列で判りにくいので、首都圏の戸数(件数)データを%に変換してグラフにしてみた。

新築マンションは「XX98万円」が最も多い(12.6%)

首都圏の新築マンションの販売価格の設定で、最も多いのは「XX98万円」。36,725件のうち4,614件で12.6%を占めている(次図)。お買い得感を演出したい売主が一定数いるということなのであろう。

2番目に多いのが「XX90万円」(12.4%)、3番目が「XX80万円」(11.9%)。

スーパーのチラシでよく見かける「8」を並べた「XX88万円」(4.2%)は意外と少ない。

また、米国で好まれる「9」を並べた「XX99万円」(1.2%)はさらに少ない。

新築マンション価格の下二桁の件数分布(首都圏)

中古マンションは「XX80万円」が圧倒的に多い(6割)

首都圏の中古マンションの流通価格の設定では、「XX80万円」が圧倒的に多い。357,493件のうち20,6684件で、6割近く(57.8%)も占めている(次図)。

新築マンションで多かった「XX98万円」が中古マンションでは見られないことについて、東京カンテイは次のように、仲介手数料を計算する際に端数を生じさせない事務的なことを理由に掲げている。

中古マンションが成約に至るまでには売り主と買い主の間で価格交渉するケースが多いため、売り希望価格を設定する段階においては10万円未満の金額調整でお値打ち感を醸し出すことにそもそも意味を見出していないことや、仲介手数料を計算する際に端数を生じさせないためなどといった事務的な観点から(以下略)

 

2番目に多いのが「XX90万円」(13.4%)で、3番目が「0000万円」(9.0%)。

意外に多いのが「XX50万円」(7.9%)。「XX50万円」が多いことについて、東京カンテイは次のように訴求性とキリ番号を理由に掲げている。

「5」は中間の数字で、それよりも大きな値の「6」~「9」に比べて訴求性があることやキリ番号としての位置付けから一定以上のケースで用いられており(以下略)

ちなみに、ロシアでは5の数字が好まれ、ドイツでは55、66、88のようなゾロ目が好まれるらしい。

中古マンション価格の下二桁の件数分布(首都圏)

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