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PBRによる新築マンション資産価値ランキング

今週発行された『SUUMO新築マンション 首都圏版』(8月15日号)の表紙に目を引くタイトル。

首都圏版なのに「東京23区 資産価値ランキング」と記されている。

神奈川や埼玉、千葉はどこへ行った?

『SUUMO新築マンション首都圏版』(8月15日号)

ページをめくってみると、23区だけでなく、東京市部や神奈川、埼玉や千葉の駅名のランキングが6ページにわたって掲載されていた。

資産価値の指標としてPBRの高い順に掲載されているのだ。

ここでいうPBRとは、過去10年間に分譲された新築マンションが中古として流通する際の平均価格が、分譲時の何倍になったかが駅別に示されたもの。

各エリア(23区、東京市部、神奈川、埼玉、千葉)の上位15駅のPBRを一つのグラフにまとめてみた(次図)。

首都圏の資産価値の高い駅ランキング

23区では1位が六本木一丁目(1.56)、15位が西新宿五丁目と東雲(1.13)。

23区以外で、東雲のPBR1.13を上回っているのは、三鷹台(1.22)、石川町(1.22)、桜木町(1.14)の3駅のみ

  • 1位:【23区】六本木一丁目(1.56 】
  • 2位:【23区】立会川(1.24 】
  • 3位:【23区】外苑前(1.23 】
  • 4位:【23区】御成門(1.22 】
  • 4位:【東京市部】三鷹台(1.22 】
  • 4位:【神奈川】石川町(1.22 】
  • 7位:【23区】四ツ谷(1.20 】
  • 8位:【23区】麻布十番(1.19 】
  • 8位:【23区】虎ノ門(1.19 】
  • 8位:【23区】品川(1.19 】

まあ、首都圏で資産価値が高い駅ランキングといえば、実質的に23区のランキングを見ておけばいいということで、今週号の表紙のタイトルになったのかも。

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2023年6月1日、このブログ開設から19周年を迎えました (^_^)/
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