「マンションの宅配ボックスはどのくらい普及しているのか?」と同様の手法を用いて、東京23区と大阪市の中古マンションの床暖房の普及状況を調べてみた(次図)。
東京23区のマンションの床暖房設置率は、「2013~2014年竣工」の45.8%で頭打ち。
大阪市のマンションの床暖房設置率は、「2007~2009年竣工」をピークに、年々低下している。
ここ数年、新築マンションの価格が高騰しているので、床暖房設備がコストダウンの対象になっているのではないか。
だとすれば、住環境の向上に反する行為。残念なことである。