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2017年 危ない街50!「建物倒壊や延焼火災の危険度」ランキング(東京23区)

東京都は2月15日、「地震に関する地域危険度測定調査報告書(第8回)」を公表

同調査は、東京都震災対策条例(当時は震災予防条例)に基づき、昭和50年11月の第1回(区部)調査以来、5年おきに実施されている。

今回8回目は都内の市街化区域5,177町丁目を対象に、建物倒壊、火災、総合の3つの危険度について、5段階のランク付け(相対評価)がされている。

  • 建物倒壊危険度(建物倒壊の危険性)
  • 火災危険度(火災の発生による延焼の危険性)
  • 総合危険度(上記2指標に災害時活動困難度を加味して総合化したもの)

「概要版」の「総合危険度マップ」
「報告書(概要版)」の「総合危険度」より

都内の危険度一覧表がエクセルデータで公開されていたので、23区の「総合危険度」ワースト50(=危ない街50)を整理しておいた。

「総合危険度」ワースト50

区部東部、いわゆる下町地区が目立つ。
区部東部は、地盤が軟弱で建物倒壊危険度が高く、特に木造密集地域は延焼による火災危険度も高くなることから、総合危険度が高くなるのであろう。

※( )内の数値は、総合危険度の危険量を示す。

  • 1位:荒川区 町屋4丁目(17.76)
  • 2位:足立区 千住 柳町(15.54)
  • 3位:荒川区 荒川6丁目(12.52)
  • 4位:足立区 千住 大川町(12.36)
  • 5位:墨田区 墨田3丁目(12.13)
  • 6位:北区 志茂4丁目(12.12)
  • 7位:墨田区 京島2丁目(11.01)
  • 8位:江東区 北砂4丁目(9.86)
  • 9位:大田区 羽田6丁目(9.68)
  • 10位:足立区 千住 元町(9.13)

  • 11位:足立区 柳原2丁目(9.05)
  • 12位:墨田区 押上3丁目(8.30)
  • 13位:墨田区 東向島1丁目(7.66)
  • 14位:大田区 羽田3丁目(7.60)
  • 15位:墨田区 八広3丁目(7.42)
  • 16位:江東区 北砂3丁目(7.08)
  • 17位:足立区 千住 龍田町(6.91)
  • 18位:北区 志茂5丁目(6.76)
  • 19位:荒川区 荒川3丁目(6.64)
  • 20位:足立区 関原2丁目(6.43)

  • 21位:葛飾区 東四つ木3丁目(6.37)
  • 22位:大田区 西蒲田4丁目(6.15)
  • 23位:荒川区 南千住1丁目(6.13)
  • 24位:足立区 関原3丁目(6.09)
  • 25位:荒川区 西尾久6丁目(6.04)
  • 26位:北区 岸町2丁目(6.00)
  • 27位:足立区 中川2丁目(5.99)
  • 28位:足立区 本木 北町(5.89)
  • 29位:墨田区 墨田5丁目(5.66)
  • 30位:足立区 千住寿町(5.63)

  • 31位:荒川区 町屋2丁目(5.61)
  • 32位:中野区 若宮1丁目(5.49)
  • 33位:荒川区 西尾久5丁目(5.45)
  • 34位:足立区 西新井本町1丁目(5.43)
  • 35位:大田区 仲六郷2丁目(5.20)
  • 36位:墨田区 京島3丁目(5.19)
  • 37位:中野区 野方2丁目(5.14)
  • 38位:北区 上十条5丁目(5.12)
  • 39位:荒川区 東尾久6丁目(4.96)
  • 40位:荒川区 東尾久2丁目(4.95)

  • 41位:墨田区 八広4丁目(4.92)
  • 42位:葛飾区 堀切5丁目(4.86)
  • 43位:足立区 本木東町(4.82)
  • 44位:墨田区 立花2丁目(4.76)
  • 45位:江東区 大島7丁目(4.73)
  • 46位:足立区 千住4丁目(4.67)
  • 46位:品川区 西大井3丁目(4.67)
  • 48位:北区 上中里3丁目(4.63)
  • 49位:葛飾区 東立石4丁目(4.59)
  • 50位:北区 栄町(4.58)

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