首都圏不動産公正取引協議会は1月26日、「インターネット賃貸広告の一斉調査報告(第2回)」(PDF:227KB)を発表。
「おとり広告」を行っている疑いがある39社と、第1回の調査で措置対象となった32社のうち、任意に選定した13社の合計52社を調べた結果、賃貸住宅1,059物件のうち、18件がおとり広告だったという(次表)。
上表データを可視化したのが次のグラフ。
おとり広告違反の割合が8.4%(前回)から1.7%(今回)に減少。
ずいぶん改善したなと思ったら――
几帳面な性格の人は既に気が付かれたかもしれない。
表とグラフをよく見比べてほしい。%の下一桁は、グラフに記した値よりも、発表値のほうが小さいのだ。
発表値のほうは、次式のように下二桁が切り捨てられていることが分かる。
- 前回:78÷929×100=8.3961
- 今回:18÷1059×100=1.6997
ここは四捨五入でしょ! まあ、どうでもいい些末な話だけど……。