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都民は「希望」から「怒り」を経て「受容」に!?

東京都は12月25日、「『都への提言、要望等の状況』月例報告(11月分)」を発表。

 「知事の政治姿勢や政治活動に関する意見」は6割…

「都民の声総合窓口」での受付件数3,047件、うち「知事への声」が478件。

知事への声」をの内訳をみると、「知事の政治姿勢や政治活動に関する意見」が296件、約6割(=296件÷478件)であったことが分かる。 

知事への声の概要

平成29年11月中に、都民の声総合窓口に知事への声が、478件寄せられました。
概要は、知事の政治姿勢や政治活動に関する意見(296件)、都政や施策等に関する意見(154件) などがありました。

都民は「希望」から「怒り」を経て「受容」に!?

今回の都発表の資料だけではトレンドがつかめない。そこで、小池都知事の誕生以降毎月発表されてきた資料をひも解き、可視化したのが次のグラフ。

9月と10月に「知事への声」の件数が急増し、「都民の声総合窓口」の件数に占める割合も5割近くに達していたのだが、11月に激減し。
「都への提言・要望等」の件数推移

小池都知事は、11月14日に希望の党代表を辞任して以降、マスメディアで取り上げられる機会が激減。スポットライトを浴びなくなって、「都知事への声」(≒都知事への文句)も激減するというような結果になっている。

都民の心情は、「希望」から「怒り」を経て、「受容」に移行……エリザベス・キューブラー・ロスが提唱した「5段階モデル(死の受容プロセス)」の最終段階にきているみたいな。

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